京都御所一般公開

昨日の昼下がり、おだやかな陽気に誘われて京都御所まで行ってきました。

四城ガレージから御所まではまず、三条会商店街をのんびりとウインドショッピングして、やがて東の端の堀川通りに出ます。そして二条城を見ながら丸太町通りを目指し、渋滞する丸太町通りを見つつ、東に向かい、20分ぐらいの快適サイクリングでした。この時期のサイクリングは本当に気持ちよいものです。

お目当ての一般公開はこれまで数回来た事がありますが、無料で予約なしでも入れるという事もあってか平日にも関わらずたくさんの人が見に来られていました。

入る前に荷物チェックがあり、かばんの中身を見せなければならず、私の前の前のおじさんがファスナーがたくさんついていて時間がかかっていました。別に皇宮警察の人は金属探知機を持っているわけでもないのですが、かばんを外側から手でさぐって「金属はもっていませんか?」などたずねていました。最近は空港などでも厳しいですが、テロとか警戒しているのはわからなくもありませんが、「以前はこんなに検査したかな?」と思いました。

今年は源氏物語千年紀にちなんで囲碁を打ったり和琴を奏でる人形が展示されました。屏風も素晴らしかったです。外国人もたくさんいらっしゃってカメラ撮影しておられました。

皇室とかかわりの深い流派の個性豊かな大きな生け花も並べられ、ここはやはり男性よりも年配の女性が立ち止まってじっくり見ておられました。

 

庭もとてもきれいでした。後でうかがったのは「松の手入れはとても大変で、京都にはたくさんの社寺仏閣がありますが、その中でもレベルが高いと思います。」と閑院宮邸跡の職員の方がおっしゃっていました。

 

好天に恵まれゆっくり鑑賞できました。最後に閑院宮邸に立ち寄りました。(こちらも無料です)京都迎賓館建設時に出土した江戸時代の日常品がありました。また京都御苑の自然や歴史についても分かりやすく展示されていて、職員の方が10分ほど京都御苑についての説明をしてくださいました。

もともとここは都会の中にありながら自然が豊かでひろびろとして私の好きな場所のひとつでして、春は近衛邸跡の糸桜もとてもきれいです。とにかくのんびりできるのが魅力ですし、広いのでまだまだ隅々まで知らない所があります。前々から定期的に行われている自然観察会も参加してみたいなあと思いつつ、なかなか実現できていないのですが、次は絶対行くぞと心に誓って京都御苑を後にしました。

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