京都水族館

10月の三連休の日曜日、自宅からお弁当をリュックに入れて京都水族館まで自転車(駐輪場は3時間まで無料)で行ってきました。

水族館がオープン(2012年3月)して1年以上たちましたが、すっかり京都の観光スポットの一つになったように思います。水族館が作られる前は、賛否両論が語られていました。

「海もないのになぜこんな所に水族館を作るのか?」「マイカーが押し寄せて交通渋滞が起きるのはまずいのではないか?」「生き物たちにとっていかがなものか?」という反対意見もある一方、「京都には小さな子どもが楽しめる施設が少ないから水族館ができるのは楽しみだ」「新たな観光スポットになるので歓迎だ」という賛成意見もありました、

私自身は正直言うと、別に水族館なんて京都にいらんのちゃうかなあと思っていました。

実際、水族館がオープンすると、反対意見よりも賛成意見の方が多かったのでしょうか?年間パスの売れ行きも好調なようで、次々と来場客が押し寄せ、地元民だけでなく、京都へ観光に来られた方も水族館へ足を運ばれていました。

私が今回特に楽しみにしていたのはオオサンショウウオでした。オオサンショウウオ
学生の頃、ネイチャーゲームの活動に参加していて賀茂川にはオオサンショウウオがいるがなかなか見つけるのは難しいと仲間うちから聞いていたので、本物をこの目で見れたのは嬉しかったです。

夜行性なのでほとんど動かず、地味ですが、なんだか愛嬌がありました。

外来種(中国)との雑種が増えて固有種が減っているなどの問題や生態など、大人の知識欲?をかきたてられて、子どもより大人の方が結構楽しんでるのではないかと思いました。

都市型の水族館として、派手さ、豪快さはないながらも随所に展示の工夫がされているように思いました。またスタッフの方の力でしょうか?水族館の雰囲気がなごやかで誰もが夢中になって魚の姿を見て楽しんでいるように私自身、感じられました。

京都水族館のイルカイルカのショーは芸が下手だという風に言う人もいましたが、「なんてイルカってかわいくて賢いんだ」と私自身は感動しました。

今回初めて訪れましたが、これからもたくさんの人が訪れ、生き物達にも優しい水族館としてずっと頑張ってもらいたいです。

数年後にはJRの交通博物館もできるようなので、これも楽しみです。

「京都に水族館・・・ありだなあ!」と考えを改めました。