仁和寺と原谷苑の桜
4月17日の日曜日に遅咲きの桜で有名な御室仁和寺と原谷苑にお花見へ行ってきました。
(平安神宮近くの)自宅からMTBで御室仁和寺までは45分程で到着、仁和寺の二王門の下は普段はガラガラなのにお花見客の自転車だらけで、バス停の行列をよけながらなんとか駐輪できました。
門をくぐってすぐの拝観券売り場の行列を何の疑いもなしに並ぼうとしたら、ここは御殿の拝観受付と親切に誰かが言っていました。目当ての御室桜はさらに進んで入山券を買って中門をくぐった所でした。
京都市内の桜はだいぶ散ってしまい、御室桜は5分咲きと記されていましたが、満開に近い感じでした。お約束通り、桜と五重の塔の写真を撮影しました。なるほど小高い所に登ったら、誰でも撮れるんですね。
子どもの頃に御室の桜を見に連れてきてもらっていたのですが、正直あまり覚えていなかったです。あのころはこんなに人が多くなかったかもしれません。
撮影タイム?も終り、適当な所で昼食のお弁当をいただきました。去年まではお弁当や飲み物の販売もされていたそうですが、今年からはなくなったそうで、持ち込みは特に禁止されてはなく、ブルーシートを広げて大勢で楽しまれている方などもいらっしゃいました。
昼食後、MTBを仁和寺に置いたまま、仁和寺と仁和寺の駐車場の間の坂道を登って原谷苑へ向かいました。歩いて約30分程でしたが、きつい上り坂で途中、息切れしそうでした。途中、狭い所で車同士が行きかうのに他府県ナンバーの車が立ち往生しているのを後続の男性が「はよ、上がれ」と怒鳴っていました。恐らく地元の人でしょうか?そんなにイラつかんでもと思いながら、立命館大学のグラウンドを過ぎ、住宅街の道を行くと、到着しました。
マイカーの駐車場はありませんとしながらも、タクシー20台ぐらいは客待ちをしていて、あらかじめ予約している?マイクロバス(しょうざんなど)などは置き場があるようでした。
さて原谷苑は入場料金1,500円(土日)!高いですが・・・
一度行ってみたいなあと以前から思っていて、今回、仁和寺とあわせてちょうど見頃の時期に都合がつき、思い切って行く事に数週間前から考えていて今回実現した次第でした。
そして現場で見るよりもなぜか自分で撮影した画像を改めて見る方がもきれいに感じました。カメラの腕前はまったくありませんし、カメラもそんなにええやつでもないですが、天気が良かったのもあり、青空とピンクの桜がきれいで、へたくそでもきれいな桜を撮れるとでもいいましょうか?
枝垂桜があちこちに植えられていて、桜のカーテンがあたり一面にかけられているようで、人が少なくて静かだったら本当に幻想的な感じなのだろうと思いました。ただし、今考えてみると、あまりにも人が多くてそんな想像はその時は考えも及びませんね。桜以外にもいろんな花が咲き乱れていて、黄色のレンギョウ、ヤマブキ、赤いボケ、椿、桃、雪柳など桜と同時にこれだけの花を見れるのも珍しかったです。
原谷苑を後にして、来た道に戻って下り坂を下りていくと聾学校のグラウンドの手前辺りで京都タワーが見えました。やはりかなり標高差があるのだなあと改めて感じました。
仁和寺に戻るとバス停は行列を作り、京都駅ゆきの26番のバスはぎゅうぎゅうで、道路も渋滞していました。桜の時期は仁和寺へは車で行かない方が無難です。
おそらく四城ガレージから自転車で1時間弱ぐらいで行けると思いますので自転車がおすすめですね。