桜の名所ではないけれど

今年(2013年)の桜は例年に比べて1週間程開花が早いようです。毎年桜の時期になるとどこへ行こうかと思案しますが、午前中は用事があったので昼食後、遠出をせず近所を散歩しながらのお花見に行きました。

大豊神社   疏水の桜を見ながら南禅寺方面に向かいつつも、途中で疏水記念館を通り抜けて、車で渋滞する白川通りを北上し、まずは哲学の道ぞいにある「大豊神社」に行きました。

梅と桜の競演を撮りたかったからです。

種類にもよりますが、一般的にはだいたい梅が咲き終わってから桜が咲き始めるのではないかと思います。今年の桜はフライング気味なのでしょうか?まあ早咲きの枝垂桜と垂れ梅が遅咲きなのかもしれません。

大豊神社を出て再び哲学の道に戻りました。哲学の道の桜もだいぶ咲いていました。哲学の道を離脱し、白川通りの方へおりて、真如堂へ向かいました。

真如堂は紅葉の名所として有名で、幾度も訪れていますが、桜の時期は今真如堂 まで来た事がなかったのと、人も少ないだろうと思い、やって来ました。

やはり人はまばらで静かでした。時折うぐいすの「ホーホケキョ」と言う声が聞こえて、いい感じでした。

真如堂では毎年3月は涅槃図の公開が行われていて、今回初めて拝見しました。亡くなられたお釈迦様をたくさんの弟子達が取り囲み、この世に生きるさまざまな動物も描かれた大型の絵で、ゆっくり説明をうかがいながらじっくりと鑑賞しました。庭も二箇所見せていただき、大文字山を借景とした庭は白砂でガンジス川、石でお釈迦様とその弟子達を表しているそうで、円山応挙の子孫が描いた襖絵なども分かりやすい説明をしてくださって興味深かったです。

猫と桜 猫ものんびりとお花見?しつつお昼寝していました。

真如堂を出て、吉田神社へ向かう途中に宗忠神社に寄りました。階段の両宗像神社 サイドの桜がきれいでした。

吉田神社を抜けて京大のサークル勧誘の看板を見ながら帰途につきました。