雪の知恩院
昨日の朝、カーテンを開けると雪が積もっていました。夜はまだ降っていなかったのに何時頃降ったのかなあと思いつつ、朝食をすませて、散歩がてら知恩院へ向かいました。
途中、青蓮院の近くで道沿いに雪が結構積もっていてあちこち撮影した後、せっかくだから、以前から上ってみたかった知恩院の三門の楼上も上ることにしました。
通常は非公開ですが、毎年、京の冬の旅(非公開文化公開財公開)の期間中はたいてい公開されています。
ひとり800円を払って靴を袋に入れて、急な階段をどんどん上がっていって、階段から出
ると、まずは舟形や左大文字などが見え、京都の街並みが少し冠雪していてなかなかの眺めでした。(ちなみに楼上は撮影NGでした。)
内部では知恩院についての説明や仏像や建物の天井部などの極彩色の絵など、わかりやすく解説もしてくださって興味深かったです。一度上る価値ありですね。
御影堂は平成の大工事中で、第一日曜日に見学ができるとの事でした。
御影堂からさらに奥へ進みました。東山三十六峰の一つで、知恩院の東側にそびえる華頂山もうっすらと雪化粧していました。
人も少なめで静かな雰囲気でしたが、一人のお坊さんと階段とすれ違った時、「こんにちは」とご挨拶をしてくださって、手を合わされたのもなんだか暖かい気持ちになりました。それから、休憩所でも無料で暖かいお茶をいただき、とてもありがたかったです。
知恩院をあとにして円山公園の中を通って、大谷祖廟へ向かいました。
相方の母が亡くなってからもうすぐ10年を迎えますが、つくづく月日の経つのは早いなあと思います。
お参りをした後は再び円山公園の中を抜けて八坂神社から四条通りへ。
とにかくひたすら四条通りを西へ向かって歩き、四条大宮を目指しました。河原町から四条大宮まで歩いてだいたい1時間程でした。時折雪がちらついていましたが、二人ともニット帽をかぶり、歩いていると寒さがさほどつらくはなかったです。
お昼ご飯は四城ガレージ近くの公団の中にある「だいこんのはな」へ行きました。
このお店は知る人ぞ知るお店のようで、時々「だいこんのはな」へ食べに行くのにガレージに車を停められるお客様が何人かいらっしゃて、私の妹も安くてボリュームがあって、食べきれなかったけど、持ち帰らせてくれたし、おいしかったと聞いていました。
私は冬のおすすめ「カキフライ定食」を、相方は「ビフカツ定食」を注文しました。
なんとカキフライは12個もあり、さすがに全部は無理なので半分程相方に食べてもらいました。揚げ物って結構食べ過ぎるときついですが、さくっと上がっていて、美味しかったです。大食漢の相方も大満足でした。
そんなこんなで、今年もいろんな所へ足を運んで楽しみたいなあと思います。