秋のお茶会

日曜日に、サントリーの主催で、祇園歌舞練場で京舞とお茶会が企画され
朝9時頃から整理券をもらいに行き、お昼のチケットを2枚ゲットしました。ちなみに午前中の分は既に配布終了でした。
いったん、自宅に戻って用事をすませ、ひさびさに着物を着てみようと思い、頑張ってみました。着終わるのに約1時間弱かかりました。(不慣れなのと、ひさびさの着付けで、このくらいの時間はいつもかかります。)帯のお太鼓の形がどうもいびつで、気に入らなかったのですが、もうお昼ご飯を食べて出かけないと間に合わないので、直しませんでした。
会場は祇園歌舞練場の八坂倶楽部という所で、会が始まる前にお庭で舞妓さん達が
たくさんいらっしゃって、記念写真を一緒に撮らせていただきました!舞妓さん達に「ありがとうございました」とお礼を言うと、「おおきに」と言ってくれました。生で聞いた「おおきに」に思わず感動しました。紅葉が赤くてとてもきれいなお庭に舞妓さんがいらっしゃって、今までに見た事のない豪華な絵でした。2階に移動して、そちらでまず、福寿園 茶匠特製の氷り出し碾茶をいただきました。ちなみにお抹茶はこの碾茶を石臼で引いたものです。と教えていただきました。普段なかなか口にしない碾茶を氷で煮出したもので、本当のお茶の味ってこんな味なのでしょう。言葉でうまく表現できませんが、ふつうのお茶と違って味が濃いというか、苦味みたいなのはなく、だけれども美味しかったのは確かです。貴重なお茶をいただきました。碾茶をいただいた後は、京舞(口切と祇園小唄)を鑑賞いたしました。座っていた場所が後ろの方で細かな動きが少し見づらかったのですが、華麗な舞を見せていただき、思わず見入ってしまいました。なかなか素人が上手下手の判断はできませんが、でも素人なりにとてもきれいだなあと思い、見とれてしまいました。
京舞の後はお茶会です。舞妓さんのお手前が良く見える席に運よく座れました。紅葉をかたどったきんとんのお菓子が配られ、いただきました。私はきんとんがとても好きで、このとても甘いきんとんを食べると無性にお抹茶が飲みたくなるのでした。
お抹茶を舞妓さんから運んでいただいて頂戴いたしました。本当に今日は至福のひとときになりました。こんな機会はそうありません。サントリーさん、福寿園さん、本当にありがとうございました。お土産に伊右衛門と濃い伊右衛門のペットポトルのお茶2本と、
お茶の葉を二袋(一人に対してこんなにくれるなんてすごい!)もいただき、感激でした。 こんな優雅なお茶会に無料で招待してもらって、お土産もたくさんもらって感謝・感激です。ぜひ皆さんも次回、整理券をゲットして参加しましょう!おととし、去年と行われていて、いずれの会場も妙心寺退蔵院、嵐山天竜寺と立派なお庭のある素敵な名刹ばかりです。来年はどこで行われるのでしょうか?今から楽しみです。

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