お花見三昧
昨日、お花見ハイキングとしてお弁当を持って出かけました。お天気も良く、桜も見ごろで、まずは岡崎の疎水沿いの桜を撮影しながらインクラインを目指しました。岡崎の十石舟の船着場にはすごい行列ができていて最後尾にはチケット完売と看板がかけられていました。インクラインは桜のトンネルみたくなっていてぞろぞろとたくさんの人が線路を歩いているのもこの季節ならではですね。
次に南禅寺に寄って、やはり写真だけ撮影して、哲学の道へ向かいました。哲学の道は雪柳と桜のコントラストがきれいでした。銀閣寺に近づくに連れておみやげ物屋さんやソフトクリームなど甘いものを売るお店があり、暑さと誘惑?に負けて四段ソフトクリームを買ってしまいました。一番上が桜風味、二番目がほうじ茶、3番目が抹茶、一番下がバニラという欲張りな感じで甘くて美味しかったです。 お昼になって、お弁当を大文字山でと登っていきましたが、急な坂でかなりへとへとになりながら30分程で頂上に到着しました。500メートルもない低い山ではありますが、結構、見晴らしが良く、今出川通りの桜が上空からはっきりピンク色で見えました。相方が、お弁当を食べながら、写真撮影をされている人をチェックをしていました。「なんで、みんな、両手・両足を広げて同じポーズでカメラにポーズしはるのやろ?」と言うので、「たぶん大の字を身体で表現してるか、頂上で気持ちいいからこんなポーズになるんとちゃうかな?」と他愛ない事を言いながらぬるいビール(保冷剤を入れ忘れた)を飲みました。登りはしんどかったのに下山はとても楽でした。
リュックも軽くなって今度はデザートを食べに吉田山の茂庵に行きました。私達が着いた時、満席で1時間程待ってお店の中に入れました。よく1時間も待てたものだと思われるでしょうが、一人がけのゆったりしたイスに座って風に吹かれながら本を読みながら待っていたのでまったく苦になりませんでした。相方は居眠っていました。桜風味のシフォンケーキと紅茶をいただきました。ふわっとしておいしかったです。器もかわいくて 森の中にあるカフェでまったり出来ました。白州正子さんの花という本も拝見しました。とてもセンス良くお花が生けられていて、こんな風にお花が生けられたらなあと憧れました。吉田山の茂庵を後にして帰る方角に黒谷さんがあるので立ち寄って、自宅に戻りました。黒谷さんは正式名称は金戒(こんかい)光明寺といい、観光客も少なく静かに桜を見ることが出来て、紅葉の時もおすすめです。黒谷さんを後にして静かな住宅街を歩いているとなにやら広い場所に慰霊塔のようなものを発見!京大医学部解剖云々・・・と書かれていて、どうやら献体の供養のために建てられたお墓?のようでした。こんな住宅街の中にあるのかあと驚きました。
まあそれはさておき、自宅へ戻ってから、干してあった洗濯物を入れて(所帯じみてますね)、きものに即効、着替えて祇園に出かけました。祇園のあたりを歩いていると着物姿の人に出くわします。桜の帯を巻いているご婦人を二人見つけました。たくさんのきものをお持ちなんでしょうね。桜のきものとか帯って着れる時期は短いですからね。でもなかなか黒字の帯に大きな桜の花びらがかっこよかったですね。秋に一度お邪魔した花見小路の亀厘さんで夕飯をいただき、円山公園の夜桜を見て、本日のお花見は終了しました。ああ疲れた!さて来年はどこに行こうかな?