狸谷不動院
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2012年の初詣は狸谷不動院にお参りに行きました。毎年、初詣はあまり足を踏み入れた事がない所に行くのがここ数年の傾向で、「狸谷不動院ってどんな所やろ?京都検定のテキストには載っていなかったけど・・・」という好奇心から今回行く事にしました。ネットである程度調べて、予備知識がありましたが、一乗寺下り松のバス停から市バスを降りて東に向かうにつれて上りの傾斜が半端なくきつかったです。
途中、宮本武蔵ゆかりの決闘地「一乗寺下り松」、勝負祈願をしようと思いつつも神仏に頼む自分の弱さに気づき、お祈りをやめたと言われる八大神社にも立ち寄りました。
八大神社からさらに山手に進むと狸谷不動院へ到着。ガードマンの人が数人居て自動車を誘導していました。なぜかここの交通安全のステッカーが昔から有名で、リアバンパーにつけている車をたまに見かけます。真剣な面持ちで交通安全祈願の申込みをしている方が結構おられました。
健康階段と呼ばれる階段を登って境内まで行く途中、
阪神タイガースの優勝記念の石碑があったり、伏見稲荷みたいな千本鳥居があったり、
七福神がいたりとバラエティー?にとんでいて、そのつどお賽銭箱もしっかり設置されていて、手を合わせてお参りしていたら気がつくと階段を上りきっていました。
ゴール?に着くとかなり眺望もよく、五山の送り火の一つの舟形が見えました。
拝殿(と言っていいのかわかりませんが)はほんのちょっとだけ清水の舞台風かな?なんて思ったりしました。ガン封じのお札がたくさんかけてあり、年齢や体のどこが悪いか黒く塗りつぶされていました。
ちなみに毎月28日はお不動さんの日で、1月28日はガン封じの笹酒の無料接待があるそうです。
修験道場の雰囲気漂う山中にあり、歩いてあがってきた充実感を感じる事ができ、不謹慎ですが娯楽性?もあって楽しく、気持ちが清々しい気持ちになった2012年の初詣でした。