のんびりお花見

立本寺先日、久しぶりにMTBに乗ってお花見に行ってきました。

毎年いろいろな所にお花見しますが、今回はMTBを少し走らせて、さくらマップでチェックした立本寺の桜をめがけて、西陣より南のエリアでゆっくりする事にしました。

お目当ての立本寺の桜は雨でだいぶ散っていましたが、横に公園もあって、立本寺の境内にも近くの子ども達が自転車で乗り付けて、楽しそうにしていました。きっといつもココを遊び場にしているんでしょうね。

 

近くの「宥清寺」というお寺のシダレザクラがとてもきれいでした。京都には観光寺院yuseiji以外にも数え切れないほどのお寺がたくさんありますが、こちらではボーイスカウトの活動が行われていて子ども達の姿を見かけました。傍らではお経をあげてお参りしておられる男性の方も見かけました。

立本寺の前の七本松通りを下がって(南下)、しばらくすると丸太町通りに出ます。西へ少し行くと、中央図書館、その横に京都アスニーという会館があって、その1階にある「平安京創生館」という展示施設に立ち寄りました。(入館無料)

ここの目玉は平安京の復元模型です。撮影NG(書類申請で個人のみで楽しむのはOK)のため画像がお見せできないのが残念ですが、現在の千本通は平安時代のメインストリートの朱雀大路にあたりますが、その南の羅城門を確認したり、眺めているだけでも楽しくて(私だけかもしれませんが)、ボランティアスタッフの方に質問すると色々教えてくださって話が尽きませんでした。

ランチは綾綺殿と言う名のカフェでチキン南蛮とエビフライ定食をいただきました。店名の綾綺殿とは平安京の17あった内裏の一つで、舞が行われたりした場所だそうです。

お腹も満足して、近くの上京歴史探訪館に立ち寄りました。
築100年の町家で、お向かいは文政年間創業!老舗の山中油店があります。(ランチをいただいた綾綺殿は山中油店さんのお店です)
つい最近まで住んでおられたのを上京区が買われて、見学施設とされたそうです。

ボランティアの方が親切に案内をしてくださいました。1階は誰でも無料で見学できますが、2階へは100円を払うと上がる事ができて、お茶とお菓子をすすめてくださいましたが、「御昼を食べた所なので結構です」と丁重に断りつつも、まるで知り合いの家にうかがったかのように、いろんなお話をおうかがいしました。

本日最後の目的地の二条城へ向かいました。二の丸御殿の狩野派の障壁画は保存・修復のためはずされていたり、模写が展示されていました。

寄付金を募ってもなお修復はお金と時間のかかる作業ですが、個人的にも二条城が近くにあるおかげで、少なからず観光のお客様に来てもらえているので、私も少しでもお役に立てたらと寄付をしました。

二条城 二条城は天守閣がなくて一般的なお城っぽさはなくて、面白みがないと思う人もいるかもしれませんが、中学生の頃は体育の授業やクラブ活動で二条城のお堀の周りを走った事もあって、勝手に親しみを感じていて、たくさんの方が二条城へ足を運んで見に来られているとなんとなく嬉しい気分になります。桜の時期は特に多いですね。

そんなこんなでお花見をしつつ、いろいろな人とも出会えて楽しい一日でした。