2013年初詣スペシャル?(長文です)
明けましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。
それにしても毎日寒いですね。
元日は例年通り相方の実家にお邪魔しておせち料理をいただき、2日は気合を入れてきものを着て映画を見に行きました。最終日の3日はなまった身体を動かす意味でも、初詣+散歩に出かけました。
自宅を出て、近所の神社はお参りした事があるのでスルーして、知恩院の前を通って円山公園の中に入りました。
小腹が空いたので屋台で相方の好物のベビーカステラを買いました。八坂神社の境内に設けてある古いお守りやお札を納める場所に実家に張ってあった平安神宮守護のお札を入れました。
それからなんとなく、縁切りで有名な安井金比羅宮に立ち寄って、このあたりで大和大路通りってどこやろと住宅街(なぜか連れ込みホテルが多い)に迷い込み、気がつけばJRAの近くやなあと相方と言いながら建仁寺の境内にたどりつきました。
相方がトイレに行きたいと言い出し、建仁寺の境内の中にないかと探しましたが、見つからず、そのまま南下、公衆トイレがなかなか見つからず、六波羅蜜寺に着きました。
数年前にここでは皇服茶をいただきました。(ブログに書いています)梅干が入っていて無病息災の意味があり、飲み終わったら種をお財布の中に入れると良いと言われて、入れていました。(ちょっとかさばりましたが)
稲穂をいただいて、えべっさんの笹みたいにいろんなカラフルなお守りをつけるのが楽しかったです。
と思い出している間に相方は無事トイレに行って戻ってきました。
五条通りに出て、東山郵便局を右に見ながらさらに南下していきました。
今年の初詣スポットの豊国神社に到着しました。豊臣秀吉をまつる神社で唐門は国宝、伏見城の遺構で堂々たるたたずまいです。
京都の人は豊臣秀吉があまり好きでないのか、それとも神社がたくさんあるせいか、初詣の参拝客はまばらでした。
少し小高い所にあるので京都タワーが見えました。近くの国立博物館には度々足を運びますが、実は豊国神社にお参りをしたのは今回初めてでした。
この近くに耳塚というものがあり、秀吉が朝鮮出兵で塩漬けにして持ち帰った耳(鼻)が納められているそうです。こんなえげつないものが作られて、現在もつぶすにつぶせないのでしょう。
こういった歴史からも、現在の日韓関係がいまだに良好な関係を築けない事が少なからず影響しているのかもしれません。
三十三間堂の前まで出て、確かこの近くに養源院があるのを思い出し、せっかくなので見学しました。
こちらで有名なのが、血天井です。伏見城で戦いに敗れた武将達の血で染まった床が天井となっていて、生々しくもありますが、供養のためにと杉戸に描かれた俵屋宗達の麒麟、白像、唐獅子などが重苦しい雰囲気を和らげているようにも思えます。
こちらのお寺の方はポイントごとにユーモアをまじえて解説をしてくださってわかりやすかったです。おまけに拝観料500円で杉戸絵のポストカードもいただけて得した気分でうれしかったです。
その後、新(いま)熊野神社でご神木の樹齢900年のくすのきに抱きついて、境内の鏡開きされたお神酒をいただき、道中安全のヤタガラスのお守りを買いました。
今熊野商店街はほとんどお正月休みでしたが、かつて相方が胆石で入院した第一赤十字病院のお向かいの中華料理屋さんが開いていてこちらで昼食をとりました。ずっと歩いてきてお腹も空いていて冷えた身体にあったかいラーメンは最高のごちそうでした。
お腹も満足してパワーをチャージできたので、京都駅までさらに歩いて買い物をして地下鉄で帰宅しました。
たくさん歩いていろんな所を見ることができて大変有意義で楽しいお正月最終日でした。
今年も可能な限り、書物を読んでいろんな所に足を運んで楽しめたらと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます!