京都ってなんとなくスペイン料理が多い?

お正月3が日も終り、明日からは本格的に通常モードになりつつある日曜日の昼下がり、自宅でコタツに入って書類整理をしていて、相方に宝くじの当選番号を調べてもらうのにスマホを見てもらうと40分ぐらい前に相方の友人から「今、下鴨神社、夕飯一緒にどう?」というメールが来ていました。

今夜のおかずは残り物を食べる予定でしたが、「せっかく誘ってくれたんやし、出よか」と言うと、相方はやったあ!と小躍りしてOKの返事をしました。

で、「何を食べに行きたい?」とたずねると「できれば洋風がええなあ」との事。

うちは相方ががっつり食べる人でお寿司とか焼肉とかベタな外食しかあまりしないので、あまりおしゃれなお店は知らない。調べとくわと言いつつ、どうしようと悩んでいたら、しばらくしてから相方の友人は察してくれたのか、前に行ってまた行きたいお店があるし予約しよかという感じに言ってくれた。よかった!

場所は河原町仏光寺上る東側で、お店の名前はイベリコ BAR ベジョータ。

スペイン料理のお店でショーケースにはきのこのマリネとか量り売りで買えるようで、なんかおしゃれでいい感じ!

友人達がまだ到着していないと思って店の前で待っていると、お店の方が親切に声をかけてくれました。中へと入れてもらうと奥に座っているのが見えました。

これまでも相方の友人のFさん夫妻は京都へ遊びに来られたら、たいてい夕飯を一緒にと誘ってくれて、Fさんの奥さんによれば「京都ってなぜかスペイン料理が多いね」と言っておられて、確かにこれまで行ったお店(寺町二条、御池御幸町上る)もスペイン料理屋さんやったなあと思い出しました。王将とか天一のこってりラーメンといい、京都人って味の濃いものが好きなのかもしれないですね。

Fさん夫妻は今日も下鴨神社から出町柳の商店街とかずっと歩いて来たとの事。

いつも歩いていろんなお店があるのを発見したり、気になる食べ物屋さんを見つけたら名刺をもらって、インターネットでさらに調べて次の機会に行ってみたりするそうです。非常に探究心が旺盛で、私ら地元人より素敵なお店を知っているのですごいです。今回のお店も歩いていて見つけて、気に入って2回目だそうです。

飲み物は赤、白のボトルワインを1本ずつあけて、最後にサングリアを呑みました。

料理はどれも美味しくて、牡蠣のアヒージョはにんにく好きにはたまらなくて、パエリアはトマト味が良く染みてて、きのこのマリネなどのタパスの盛り合わせもワインによくあって、値段も4人で18,000円にお釣りが出る安さで大満足でした。

最近はインターネットのお店の感想などの書き込みがお店選びの判断材料にされたりすることもありますが、Fさん夫妻によれば店構えや雰囲気で美味しいお店がなんとなくわかる?そうです。こういう自分の直感を大事にしたいですね。

私はブログではこれまで飲食店についてはあまり書いておりませんが、その理由はブログに載せるための写真を撮るのが面倒なのと、ゆっくり食べて呑んでおしゃべりしたいからです。

今回は珍しくブログに飲食店について書きましたが、これはなぜかというとFさん夫妻のように「いろんな所を歩いていると色々発見があって楽しい!」というのを伝えたいという理由からです。

私もいろんな所を歩いては寄り道するのが好きなので、どんどん散歩して楽しい発見をしたいなあと思いました。

次はFさん夫妻おすすめの大阪の天満で楽しみたいねと約束をして、ほろ酔い気分でお店を後にしました。