清滝と奥嵯峨野めぐり(2013年11月17日)

おとといの日曜日、清滝と奥嵯峨一帯を歩いてきました。

清滝清滝へは京阪三条から京都バスに乗りましたが、このバスは途中、映画村や嵐山を経由するため、嵐山の渋滞にはまり終点の清滝へは1時間半ほどかかりました。阪急嵐山駅にもバス停があるため、渡月橋を行ったりきたりして、道もせまくて歩行者やら対向の市バスをよけて、「運転手さん、本当にお疲れ様です!」という感じでした。

まだ紅葉の色づきは少ないものの、清滝では少し色づいた景色を見ながらお弁当をいただきました。

清滝は愛宕山への登山口として有名ですが、江戸時代頃は愛宕神社にお参りする人が多く、昭和の初めには愛宕山麓にはスキー場やホテル、清滝には遊園地があり、嵐山から清滝まで電車、清滝から愛宕山まではケーブルが運行されていたとのことです。その時のトンネルが清滝トンネルで今や京都の心霊スポットの一つに挙げられていますが、もともと電車用のトンネルのため車1台程の幅しかなく、そんな狭いトンネルを通る時、心なしか運転手さんの運転スピードが上がっているような気がして別の意味でスリルを感じるのは私だけでしょうか?

まあそんなことはさておき、その清滝トンネルの上の試峠を越えて愛宕念仏寺へ

愛宕念仏寺の石仏このお寺は30年ぐらい前にお寺の復興のために一般の人から寄付を募ってその方自身によって彫られた羅漢さんが納められています。今でこそありそうなプロジェクトですが、30年ぐらい前にこのような事を考えられたのは画期的だったんじゃないかと思います。これから先もずっと残るのですからすごいですね。

愛宕念仏寺から鳥居本の方へ歩を進めるとまず平野屋が見えます。

以前にホンダのフリードのCMロケ地で知られたせいか、思った以上に人も歩いていて、他府県ナンバーの車とすれ違いました。

(サイコーにちょうどいい!って外人さんが言っていたCMだったと記憶しています)

今やカーナビでどこへでも行けて便利ですが、ゆっくり歩いてこそ、よさが感じられるのではないかと思います。

ここから化野念仏寺に立ち寄って、やがて平野屋

二尊院、祇王寺を通り過ぎ、嵐山へ近づくにつれてだんだんと人の数も多くなり、人力車もいったい何台ぐらいあるのかというぐらい遭遇しました。嵐山銀座って感じですね。

嵐山

 

 

 

 

休憩がてら相方と抹茶パフェをいただいて嵐電に乗って天神川駅で乗り換え地下鉄で帰途につきました。