ぐるっとびわ湖 島めぐりに行ってきました!

9月の3連休の最終日、朝9時半に浜大津港を出発して沖島、竹生島、多景島に上陸・観光して夕方6時前に戻るクルージングに参加しました。

eki自宅から浜大津までは電車を利用。途中までは市営地下鉄、京阪山科からは京阪電車になるため、残念ながらトラフィカが使えません。スルッと関西を使用しました。

東山駅から浜大津までは21分の速さです。

御陵までは地下ですが、京阪山科駅からは地上に出て、景色も楽しめます。

車なら1時間弱はかかるので電車って本当に便利です。でも乗客が少なくて(休日の早い時間のせいか)、経営が大変なのではないかと心配になります。

琵琶湖への愛情は滋賀県民程ではないにしても、京都の人は琵琶湖疏水から多大なる水の恩恵を受け、感謝の気持ちを持ち、楽しい思い出の地としても子どもの頃から泳ぎに行ったり、浜辺でのBBQ、湖西のスキー場へ出かけたりと、親しみ深い気持ちを持っているのは私だけではないと思います。

ticketそんな思いがあっての今回のクルーズは行く前からとても楽しみにしておりました。

特に私が感動したのがよし笛の音色。

実際には竹生島に上陸後、船に戻ってからのクルーズ後半のほっこりしたタイミングでのよし笛コンサートでした。

たかが笛の音色かもしれませんが、赤とんぼを演奏された時、なぜか眼に涙がじわっと浮かびました。

「なんで涙が出てくるのか?」この時はとまどいましたが、

今思うと気持ちのこもったヨシ笛の音色が私の心に響き、いやしてくれたのかもしれないと思いました。音楽の力ってすごいなあと改めてukimido感じました。

演奏された方によればヨシは琵琶湖にとって水を浄化したり、魚の住処の役目など非常に大事な植物ですが、残念ながら年々、開発によって減少しているとの事。滋賀県民にとっては常識かもしれませんが、今回のクルーズでは知らなかったこともたくさん知り、考えさせられました。

クルーズの最初の見どころは沖島でした。okishima琵琶湖で唯一、人が住む島で人口350人程。小さな島に建物がひしめき合っていました。高台の神社に登ると見晴らしもよく、古き良き昔の日本という感じでした。

cats

 

猫も島の人と仲良く暮らしているのでしょうね。

私が近づいてもぜんぜん警戒しません。

obento沖島を出て、しばらくしてから、お楽しみのお弁当。

今回は記念弁当として

竹の皮で編まれたお弁当箱。

せっかくですから捨てずにお持ち帰りくださいと親切に袋もくれました。

またどこかへお弁当を持っていく時に活躍できますね。

nakami海苔のついたおにぎりの右横にしじみの佃煮がありますが、実は船の形のケースに入ってています。こんなケースはなかなかニクイですね。

あとは小鮎の天ぷら、日の菜漬、海老豆、

赤こんにゃくなど湖国の名産品。

どれも美味しくいただきました!

chikubushima
最近はパワースポットとしても有名になった竹生島。

長い階段を上がると眼下に広がる琵琶湖。

港には長浜港や今津港から就航している船が数隻。

念願の竹生島でしたが、予想以上に人がたくさんいたのが意外でした。

takeshima

 

最後に訪れた島は多景島(たけしま)。

日蓮宗のお寺が管理していて、日蓮宗のお寺によくある大きな塔が島に近づくにつれて見えました。

住職はマイボートで通勤されているとの事。

この日は法事で留守でしたが、離岸する際、奥様が手を振ってくださいました。

shirahige多景島を後にして、湖西方面に船が進み、

やがて白髭神社の湖上の鳥居に近づくにつれて船の速度を落としてくれるサービスも嬉しかったです。

「白髭神社の湖上の鳥居と陸地の鳥居が

重なった写真はクルーズでしか撮影できな

いのでぜひシャッターチャンスを狙ってくださ

い」とガイドさん。

船のクルーの方、案内役の琵琶湖おもてなし隊のガイドさん、ヨシ笛奏者の方、島の人々からのおもてなしをいただき、期待していた以上で、とても楽しかったです。

ぐるっとびわ湖島めぐりは11月末までの土日祝日に実施されています。興味のある方はぜひ参加してみてください。(130周年特別企画は2014年の11月末までとなります)