風景印
先日、お客様からお菓子をいただき、他のスタッフが受け取って、私はその方にお会いできなかったのでお礼状を書きました。
ただのお礼状でなく、このお客様は京都をこよなく愛してくださっているので、ちょっと遊び心をと思い、そういえば風景印っていうのがあったのを思い出しました。
さて、このスタンプの柄はどこの場所だかわかりますか?
このスタンプの柄がわかる人はかなりの京都通です。
ヒントは御池通りの名前の由来となった池がそこにあります。
平安時代は広大な敷地を誇り、庭園では貴族の宴が催されましたが、二条城の造営で今はすっかりコンパクトな境内となりました。
正解は神泉苑です。
祇園祭のルーツともなった由緒ある真言宗のお寺ですが、観光客にはあまりなじみがないことは確かです。
二条城へ行かれたら、ぜひ神泉苑へも立ち寄ってくださいね。
ここはあまり観光地化されておらず、なんだかのどかでいい感じなんです。アヒルもかわいいですよ。
天気の良い日は朱塗りの橋が鮮やかで、小学生の時、こちらで写生会があり、みんな朱い橋を描きましたね。
風景印は中京区の郵便局は少ないですが、観光名所が多い左京区の郵便局は多数あります。
今回の柄はかなりマニアック?でしたが、京都に限らず日本全国いろんなご当地の風景印がありますから興味のある方はトライしてみてくださいね。